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皆さんがご存知の通りベトナムのお正月は旧正月です。今年の2006年1月28日が旧暦の1月1日です。そこで皆さんにベトナムのお正月を紹介したいと思います。

 お正月の飾り物


この木はマイというものです。花のいろは黄色です。ベトナムの正月に欠かせないものです。木にいろいろな祈りの赤袋が飾られています。その赤袋のお願いは日本の七夕の短冊と同じです。



マイの花です。形は日本の梅や桜と似ています。ベトナム語でマイはラッキーという意味なので新年のときに飾られます。



これもマイの木です。赤袋以外にお金や金製品なども飾られます。この木が「禄の木」と呼ばれます。家族によって赤袋の中にお金も入れ、子供たちがその袋を取ります。それは新年の「禄狩り」と呼ばれます。



お正月に飾る物の色はほとんど赤か金です。提灯にお願いなども書かれます。18世紀までベトナム語は漢字でしたので現在も結婚式や祭りなどのときに漢字が使われます。


 食べ物


お正月にはどこの家庭でもこのように酒、お茶菓子、スイカ、ベトナムハム、もち米のお菓子などを準備をしておきます。 元旦にはスイカを半分に切って占いをします。もし中が濃い赤色ならその年はよい一年間です。


 
バン チュン                 バン テット

もち米のお菓子はバンチュン(北地方のみ)かバン テット(南地方のみ)です。バンチュンは四角い形ですがバン テットは円筒です。中身はどちらも、もち米、豚肉、グリーンビーン、オニオンと調味料です。中に水が入らないようにバナナの葉で何重にも巻いて12時間ぐらい茹でて出来上がります。お正月の間に食べます。



バンチュンを作っているところです。


バンチュンとバンテットを作るのは12月の最後の日(29か30日)に家族全員で作って大晦日に茹でます。茹で上がるのを待つ間お酒を飲んだり、ゲームをしたり、ご馳走を食べたりしながら年が明けます。



バン チュン か バン テットを茹でているところです。


出来上がったバン チュンです。一般的にバンチュンをラッキョウと豚肉の角煮と一緒に食べます。ベトナムではラッキョウは縁起物で一年を楽に暮らせると言われています。


 お正月のイベント



お正月になるとどこでも獅子舞や竜舞のイベントが行われます。お祝いや商売繁盛のために街中や家の前で踊ります。



こちらは漢字を書ける人に赤い紙に新年のお願い言葉を書いてもらっているところです。よく書かれるお願い言葉は「万事如意」です。



お正月前に禄の木を探しているところです。


初詣はお寺に行きます。

お正月のイベントはまだまだいろいろあります。一般的にお正月にベトナム人は親、先生、上司などに挨拶をしに行きます。
1,2,3の三日間禁止されていることも多いです。例えば:
1)ごみを捨てないこと。三日間家の中にごみを集めておく。ごみを捨てると新年の禄も捨てるのです。
2)物を壊さない。悲観的な事は話さない。もちろん夫婦喧嘩もだめです。
3)北はアヒルを食べないこと。南は酸っぱいスープを食べないことです。
4)元旦の最初のお客さん(または親戚であっても)は良い意味の名前でなくてはなりません。例えば:楽、金、盛、縁、福、幸などです。そして離婚した人はダメです。もし周りに縁起の良い名前の人が居なければ、良い名前や優秀である子供や孫などに頼んで最初に家に入ってもらいます。これは新年の禄を明ける意味です。

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