ベトナムでは5年ほど前から政府と地方が協力して昔からの文化や歴史のイベントを復活するためにいろいろな祭りを行なっています。 その中でフェスティバルはとても大きなイベントです。フランスとベトナムが協力してフエの700年間の歴史と文化のイベントが2年に一回行われます。 今年は、6月3~11日まで行われました。その様子を皆さんにご紹介させていただきたいと思います。
フエ(Hue)はベトナム中部の都市で、フランス語風にユエと呼ばれる事もある。漢字名は順化(トゥアンホア)。香江(フオンジャン)が市の中央を流れ、およそ15km下流で南シナ海にそそぐ。 19世紀に越南阮(グエン)朝の都がおかれた。フエが位置する中部中央二省(広治(クアンチ)省、承天化(トゥアティエンフエ)省)は1306年まではチャンパー王国の烏里(ウリク)州であり、大越陳朝領有後に北の順州(今のクアンチ省)と南の化州(今のトゥアティエンフエ省)に分割されて、現在に至る。広南阮氏時代の名称は順化都城、阮朝時代の正式名称は富春京師。ユネスコの世界遺産(文化遺産)に「フエの建造物群」として登録されている。
第4回目となる「フエフェスティバル」。今年は、6月3日から11日まで開催された。特に芸術パフォーマンスが行われるのは今年が初めてです。
左の写真はハス花の提灯です。右のはベトナムの帽子(ノン ラー)で芸術パフォーマンスが行われた。
伝統的なベトナムの踊りや音楽なども行われた。
左の写真はベトナムのサーカスです。右のはベトナムの民族の踊りです。
王様の時代にも再現されました。この写真は学生たちが王様の役員になるために試験をうけるために都に行くところです。
左の写真は試験に合格した方です。大勢の中から合格者はたった一人です。右の金板に合格した生徒の出身や名前などが書かれていて彼の故郷に運ばれ故郷の人たちに披露された後宮殿に飾られます。
芸術パフォーマンスの中では伝統のベトナムアオザイのパフォーマンスがとても大きいイベントです。高校や大学の女性やモデルたちが参加します。 左の写真は大学生たちがリハーサルするところです。右の可愛い女の子はパフォーマンスを見たかったのですが背が小さくて後ろでは見えなかったのでしょう。リハーサルする人たちの間に入って見ていました。
香江川(フオンジャン)がライトアップされて船の上にモデルさんたちはアオザイショーをパフォーマンスしました。竹と帽子を使って提灯しました。
アオザイとハス花のパフォーマンスです。ハスの花はベトナム国の花です。
凧のパフォーマンスも行われた。
今年はじめて香江川の船の上でアオザイショーが行われた。全国、地方によってアオザイの形、花模様、生地、長さなどもそれぞれ違います。
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